【宮城応援】ホヤを料理します!
以前、気仙沼に震災ボランティアとして行った際に初めて食べたホヤ。
東日本大震災の際、僕は愛知にいたので、テレビの先で恐ろしい事が起きているという位にしか認識する事が出来ませんでした。
ですが、ボランティアを経験した後に「この出来事は決して他人事ではないし、風化させない為に伝えていく努力」が必要であるという事を痛感しました。
そして、その努力の方法は沢山あると思います。その中で今回は、気仙沼を訪れた際に感じた、宮城の魅力の一つである「ホヤ」を色々な方法で食べてみようと思います!
ホヤは東北を中心に食べられている海産物。貝のようで貝ではない、不思議な生物です。
そして「甘み、塩み、酸み、苦み、うまみ」を兼ねそろえた唯一無二の食材であると言われています。ただ、水揚げから時間が経つとその独特の風味がきつくなるためホヤは鮮度が命だそう。
今回、スーパーに売っていたのを見かけ、料理してみる事にしました!
品目は【刺身・茹で・ホヤ飯】です。
まずは右上の刺身。
元々塩漬けされているので、それなりに水洗いしておくことをお勧めします。醤油いらずで、そのままの味を楽しめます。独特の苦味と匂いが特徴で、他の貝類にはない味わいです。
食感は他の貝類に比べるとコリコリ度は低めかな?といった印象。
次に左手の茹でたやつ。
茹でると、味の性格がまたガラッと変わります。匂いは少し無くなるものの、独特の苦味が堪らなく美味しいです。 刺身にしろ茹でるにせよ、お酒のおつまみ感が凄いです。
最後にホヤ飯。
これは一番食べやすいかもしれません。
柔らかいご飯とともに食べる、ホヤのコリコリ感がこれまた良いアクセントを出してて、磯の香りを楽しめる、非常に美味しい料理だと思います。
僕は五目御飯や混ぜ御飯の具材がごちゃごちゃしている味がそこまで好きではないのですが、この料理はシンプルで美味しいと思います。ごはん何杯でもいけそう!
それなりにクセはある食材だとは思いますが、調理次第で、最強の「おつまみ」に化けるのがホヤなのかなと思います。
皆さんも良ければ「ホヤ」を味わってみてください!
ホヤ飯は以下のレシピを参考に作りました。
磯の香りホヤ飯 by jtommyhi https://cookpad.com/recipe/3193335#share_line