コミックマーケット96に行ってきた話。
好きな物を好きって大きな声で言える事って、なんて素晴らしい事なんだろう。
今年のコミケは来場者がなんと四日間で史上最多の73万人!
四日間開催だったとは言え、数年前に史上最多の55万人!とか言ってたのがウソみたいです。
僕が子供の頃は、オタク=気持ち悪いもの みたいな風潮がありましたが、今や大々的に電車のラッピングになっていたり、最近はVtuberという新しいジャンルも生れてきたりと、だいぶオタク文化という物が社会でも一般的になりつつある印象があります。
そんな中、実生活においても『自分はアニメなどが好き』という事をカミングアウトできる(する)人も増え、オタクに対する風向きも少しづつ変わってきているように感じます。(勝手に僕はこれを『オタクの社会進出化』と呼んでいます。)
さて、話がそれてしまいましたが、本日はコミックマーケット96(同人誌即売会)に行って参りました。
本日8/12(月)の出展ジャンルはVtuber,東方,旅行,鉄道,手芸小物,男性向け同人誌などなど、バラエティ豊かな品揃え。
各ジャンルが好きな人たちが、自分たちで作った本や作品など、様々な物を出展しています。
そんな『コミケ』の醍醐味はなんと言っても、
作り手(クリエイター)と使い手(ファン)の距離感が近い事だと思います。
コミケを回る最中に、こんな出来事がありました。
僕は友達と、ある絵師さんのサインを貰う為に列に並んでいたのですが、
その絵師さんにはサインの為に十数人の列が。
数分並んでさあ次だ!と思っていたら、僕たちの前に並んでいた人が何やら同じ絵師さんだったらしく、どうやらサインをしている絵師さんに挨拶に来たのだそう。
話を聞くところによると、僕たちが並んでいる絵師さんはそのサインを貰いに来た絵師さんのファンだったようで、来てくれた事をとても嬉しそうにしていました。
こういう繋がりって、同じ作品を創る人達だからこそ分かち合えるものもあるんだろうなと感じたと共に、今は人気のこの絵師さんも、前は僕達と同じようなファンだったんだなと思い「好きを突き詰めた結果の創作活動」だと思うと、いつか何かを生み出したいと思う自分にとっても、なんだか勇気を貰えたような気がしました。
家に帰ってから今日の戦果に浸りつつ、この出来事を思い出していたのですが【何かへの憧れを、憧れで終わらせるだけでなく行動をし、その想いを発信する事で初めて見れなかった世界が見れる。そしてその発信には勇気がいるけど、とても大切な事なんだな。】と改めて感じまた。
多分こういう発信って、人によっては『自己満足だ』とか『何かを成し遂げてからにしろ』とか言われかねないですが、自分の感じた事、考えたことを頭の中だけでなく、誰にでもに伝わるようにする事って、それだけで価値があると思います。
何故なら、書いたり話すことで自分の考えを整理し、深められる事が出来るからです。
そういう意味において「外からの視点」を意識できるようにしていきたいと思いました。
ちなみにコミケで買ったのは『東方』と呼ばれる同人ゲーム(シューティング系)の内の音楽の二次創作の、バンド・ジャズアレンジ集!
普通にカフェとかで流れてそうなおしゃれな音楽ですが、分かる人には元ネタが分かる音楽という感じです。良い買い物が出来て本当に満足です。
まあそんなことを考えて久しぶりにブログを書いてみた次第です。
とにかく好きな事に熱中できるのって何より素晴らしいですよねって話でした。
それでは!